プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2010/11/29

ダグ・ナスティー 『キャン・アイ・セイ』

Can I SayCan I Say
Dag Nasty

Dischord 2002-05-28
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 元マイナースレットのベース、ブライアン・ベイカー(このバンドではギターを担当)と、2代目ボーカルにして元DYSのボーカル、デイヴ・スマイリーによって結成された86年発表された1St。D.Cで結成されたハードコアバンドだが、エモの先駆者であることに間違いはない。

 基本的にはジャームスなどのハードコアをベースに、ギターメロディーをぶち込んだサウンド。すべてが2分台のタイトに引き締まった演奏で、デイヴ・スマイリーのボーカルは熱くエモーショナルで気合が入っている。まるで直線的に陽が昇っていくように、エネルギッシュな活力。聴けば聴くほど元気が出る。

 当時のUSハードコアシーンは、マイナー・スレットやブラッグ・フラッグなどの第一世代が次々と解散し、シーンは第二世代へと向かっていた。新たな個性を模索するバンドが多いなか、いまだにマッチョで極悪、過度の暴力といったヴァイオレンスな雰囲気が支配していた。そんなハードコアシーンのなかで、短パンにパーカーというごく普通の学生が着るファッションで、暴力的なシーンとは一線を画した。

 ごく普通の若者が、熱くエモーショナルにハードコアをやり、メロディーを加えた。それが彼らのオリジナルティーであり、エモの先駆者といわれる所以だろう。

 H2Oや7セコンズなどの後続のバンドたちにも多大な影響をあたえた。ハードコアの歴史に残る名盤のひとつだ。

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