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BAD RELIGON  『The Gray Race』

ザ・グレイ・レイスザ・グレイ・レイス
バッド・レリジョン

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 ブレッド・ガーヴィッツが脱退し、製作された96年発表の9枚目。当時、グレッグは学者になる夢を捨て、バンドを選んだ。それなのにバンドを捨て、レーベルを選んだブレッドが許せなかったという。本来バッド・レリジョンというバンドは、ブレッドとグレッグの2人の共同作業で曲を作ってきた。それが信頼できるパートナーを失った。大いなる不安を感じながらも、ブレッドを見返してやろうという気持ちで製作されたのが、この『グレイ・レース』だ。プロデューサーに元ザ・カーズのリック・オケイセックを起用。2ビートの激しい曲もある、激しく、力強く、爽やかなメロディック・ハードコアだ。東海岸特有の湿ったメロディーが印象的で、ここではブレッドの代わりに加入したブライアン・ベイカー(元マイナー・スレット、ダグナスティー、どちらも東海岸の伝説のハードコアバンド)の個性がいかんなく発揮されている。

 賛否両論ある作品だが、ぼくはこの作品が好きだ。とくに重い2ビートのメロディーが独特の“ゼム・アンド・アス”は今までなかったタイプの曲だし、“パンク・ロック・ソング”では、貧困層の悲しみと怒りを歌い、メジャーでもパンクの反逆精神を示した。いままでとは違ってテイストのメロディック・ハードコアだが、性急なスピード感と激しさは失われていない。

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