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フェイス・トゥ・フェイス 『ラグ・ナウ...ラグ・レター』

Laugh Now... Laugh LaterLaugh Now... Laugh Later
Face to Face

People Like You Rec 2011-05-17
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 11年発表の作目。じつに9年ぶりの作品。おそらく本人たちも生活のためやファンの期待に応えるために、アルバムを発表したわけではないだろう。3作目以降、切ないメロディーと疾走感を全面に出した作品は作っていないし、個人的にも求めていない。それさえ求めなければ、初期3枚に次ぐいい作品だ。

 基本的には荒々しいギターとメロディーが絡むメロコア。スピーディーな曲は少なく、どちらかといえば前作の延長上にあるサウンド。乱暴な言い方をすれば、前作のサウンドアプローチを、荒々しいギターコードとメロディーが絡む――全盛期のフェイストゥフェイスの演奏スタイルに、はめ込んだ作品といえるだろう。

 とはいっても前作とは明らかに異なっている。その違いはチャドが復帰し、ギターが2本になったこと。そのため音の厚みが増した。もうひとつは、コーラスやアレンジがバラエティーに富んでいるところ。サウンドはハードコアに近く、あきらかに過去とは作風が違う。同じコードを何度も執拗に繰り返すハードコアな曲や、警告音のようなギターとネオサイケの要素をほんの少し加えた曲。早口でまくしたてる歌いまわしや、がなり声で歌うボーカルスタイル、Oiコーラスなど、いままでなかったタイプの曲がばかり。メロディーを前面に出した曲はない。そこにある感情は、熱く激しく力強く豪快な男臭ささ。全体的にアグレッシブで攻撃的だが、とくに西海岸特有のうだる真夏の太陽のようなカラッと明るさを内包した2、7、10曲目は、悩みを強引に吹っ飛ばすかのようなホジティヴなエナジーにあふれ、スカッと爽快な気持ちになる。それがこのアルバムのアクセントになっている。

 おそらくこれだけバラエティーに富んでいる理由は、解散してからの9年間、彼ら自身の音楽趣向が、数年単位で変わったからだろう。解散していた間も曲を作り続け、長年にわたり貯めこんだ曲を、アルバムとして発表した。だから、バラエティーに富んだいい作品に仕上がっている。

 とはいっても彼らの本質は変わっていない。歌詞は相変わらず悲観的で、皮肉に満ちている。世間に対する不満は変わっていない。<わたしはまだここにいる。けど大丈夫だ。とにかく問題はない、大丈夫だ。あなたは私の心に残る最後の存在>と歌う”アイ・ドント・マインド・アンド・ユー・ドント・マター”は、”A-OK”の延長上にある。両曲ともに傷心した自分について歌っているが、<大丈夫ではない>と歌い、自分のことで精一杯だった”A-OK”と比べると、相手を想いやっているし、人間的にも成長している。

 歳を重ねてより激しく尖ったフェイス・トゥ・フェイス。悲哀を捨て、アグレッシヴな方向に向かったのは、評価できるし、なにより好感が持てる。いい作品だ。


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フェイス・トゥ・フェイス/ライズ・アゲンイスト『スピリットEP』

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Rise Against Face to Face

Folsom Records 2011-05-10
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10年に突如再結成を遂げたフェイス・トゥ・フェイスとライズ・アゲインストによる2曲入りのスプリット。11年に発表され、お互いの曲をカヴァーしあったスプリットで、フェイス・トゥ・フェイスはライズ・アゲインストの4作目『ザ・サファー&ザ・ウィトネス』から”ザ・グッド・レフト・アンドゥーン”をカヴァー。たいするライズ・アゲインストはフェイス・トゥ・フェイスの3rdから”ブラインド”をカヴァー。

お互いの曲をカヴァーをしあった理由は分からないが、どちらかといえば、ライズ・アゲインストがフェイス・トゥ・フェイスをリスペクトしているように思える。近年のライズ・アゲンイストは、荒々しいパンクよりも、渋みのほうにシフトチェンジしてきている。だからなのか、ゴリゴリなパンクな曲よりも、渋みの効いた曲を選んだのではないか。たいするフェイス・トゥ・フェイスは、円熟味よりも荒々しいパンクな方向に向かってきている。年をとって過激になっているのだ。そのギャップが面白い。どちらもお互いの特徴が出たカヴァーで、いい作品だ。


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face to face 『 SHOOT THE MOON~the essential collection』

シュート・ザ・ムーン~ジ・エッセンシャル・コレクション [DVD]シュート・ザ・ムーン~ジ・エッセンシャル・コレクション [DVD]
フェイス・トゥ・フェイス

デジタルサイト 2007-01-26
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 その音楽活動は熱く情熱的で、なによりも自分たちに誠実だった。グリーンディやNOFXとならびメロコアの先駆者的存在であったフェイス・トゥー・フェイス。04年に、ファンに惜しまれながらも、13年間にも及んだ音楽活動に終止符をうった。このDVDは、バンド活動中に起こった出来事や解散の真相などを、製作に携ったスタッフ、新旧メンバーが、赤裸々に答えたドキュメンタリービデオに、9月に行われた解散ライヴの映像を加えた2枚組みの作品だ。

 フェイス・トゥー・フェイスといえば、スノーボードやサーファーファンションなどと結びついたメロコアシーンのなかでも、ポパイに出てくるブルートみたいな屈強で粗暴な男臭さがあった。力強い人間が見せる、哀愁の漂った後姿。悲しい時に悲しいとはいえない男の性や、力強い男が時折みせる弱い自分。その想いを爆音ギターと性急なスピードにのせ、激しく疾走する姿が、何よりも彼らの魅力であった。そのサウンドは、泣きコアや哀愁コアなどと呼ばれ、明るくノー天気なバンドが多いメロコアのなかでも、異質な存在だった。

 このDVDでは、バンド活動に一切の悔いが残らない、晴れ晴れとした気持ちがあふれたライヴもよかったが、なんといってももう一枚の活動の歴史を赤裸々に語ったヒストリービデオが衝撃的だ。

 95年発表の『ビッグ・チョイス』以来、泣きコアという個性を確立した彼らだが、活動も中期に差し掛かると、初期衝動を捨て、哀愁を全面に出すようになった。スピーディーなメロコアから、ノイジーなギターを中心に、スローテンポのエモにサウンドを変えた99年発表の『イグノランス・イズ・ブリス』で、大勢のファンから失敗作の烙印を押された。そのファンを取り戻すため、プロデューサの意向で作られた『リアクショナリー(退化)』で、原点のメロコアサウンドに戻したか、結局ファンを取り戻せないまま、活動は下降線をたどっていった。

 フェイス・トゥー・フェイスの活動の歴史とは、つねにファンとの戦いだった。メジャーに移籍をすれば批判の矢面に立たされ、自分たちがやりたい音楽を追求すればファンが離れていく。世間の評価と自分のやりたい音楽の狭間でつねに悶えていた。しかし屈強で男臭い彼らは、ファンに言い訳できるほどの愛想のよさはなく、あまりにも愚直で不器用すぎた。

 だがインタヴューでは驚いたことに、『イグノランス・イズ・ブリス』を、メンバー全員が失敗作とは捉えておらず、むしろ一番好きな作品と答えている。彼らは、ファンや世間の評価を失っても、自分たちのやりたい音楽を選んだことに後悔はしていないのだ。
 
 あれから10年が経ち僕も大人になった。歳を取り命令される立場から、指示する立場へと変わった。自分の意志を貫くということがどれほど、大変なことか理解できるようになった。当時のぼくは、彼らの行為を裏切りと捉えていたが、今となってみると、彼らの気持が痛いほど判る。人は時として、部下やファンに嫌われても自分の意志を貫かなければいけない。とくに判断力よりも決断力を問われる局面では、一歩間違うと最悪の結果に結びついてしまう怖さを知った。

 このDVDに収められている内容は、人生のひとつの不幸な形かもしれない。だがどんなに悲しい運命をたどろうと、自分の一番好きなことを選択することが、人生で一番後悔しない決断なのだろう。彼らは実践をもって教えてくれた。このDVDを観れば、当時の彼らの活動に対して納得がいかなかった人でも、気持ちが理解できる。そんな、彼らの潔いよい発言や一直線で隠し事のない人間性は、とても魅力的だ。フェイス・トゥー・フェイスファンには必見の作品だ。


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フェイス・トゥ・フェイス 『ハウ・トゥ・ルーイン・エヴリシング』

How to Ruin EverythingHow to Ruin Everything
Face to Face

Vagrant Records 2002-04-09
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 長年フェイストゥフェイスを支えたセカンドギターのチャドが抜け、3人になった02年発表の5作目。当時のぼくは彼らに興味をなくしていたが、あらためて聴きなおしてみると、よくできている。初期3枚を超えるアルバムではないが、これはこれでいい作品。

 いままで彼らの代名詞のひとつであった、性急なビートのメロコアはなくなり、8ビートにテンポを落とした初期パンクに変化した。ポップな曲はなく、ハードエッジでゴリゴリとした荒い曲ばかり。やはりギターが一人になったため、音の厚みがなくなった。だが、それが功を奏してか、骨組みだけのシンプルなサウンドは、分厚いギターサウンドよりも、ダイレクトに熱さが伝わってくる。気合いの入ったコーラスと力強いリズムを刻むドラムは、武骨で男臭く熱い。まさにシンプル・イズ・ベスト。

 前作はヤケになったような衝動が全面に出ていたが、今作では開き直ったような迷いのなさを感じ、スコーンと突き抜けている。好きでやっている感じが伝わってくる。だから聴いていて清々しい気持ちになる。このアルバムを発表する前に、彼らはバンドを解散することを決めていたが、最後ぐらい開き直って、熱く男くさく演ろうと決意したのではないか。そんな気持ちがアルバムに確実に反映されている。

 彼らはこのあと、桜が散るように潔く爽やかに解散していった。その去り際を印象付ける作品であり、とても好感が持てる。

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face to face/DROPKICK MURPHYS 『SPIT EP』

スプリットEPスプリットEP
ドロップキック・マーフィズ フェイス・トゥ・フェイス;フェイス・トゥ・フェイス;ドロップキック・マーフィーズ

ビクターエンタテインメント 2002-03-21
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02年に発表されたドロップ・キック・マーフィーズとのスプリット。全6曲入り。フェイス・トゥ・フェイスは、このあと発表されるアルバムから1曲と、ドロップ・キック・マーフィーズとスティフ・リトル・フィンガーズのカヴァーを収録。たいするドロップキックマーフィーズは、『ブラックアウト』から1曲とCCR、ザ・プレスのカヴァー曲を収録。マニアックな選曲だ。

それにしてもフェイス・トゥ・フェイスは、いつになく熱い。アイルランド人やスコットランド人であることに誇りを持ったバンドたちをカヴァーしたためか、全作品を通してこれだけ熱く男臭い彼らの姿を初めて見た。ドロップ・キック・マーフィーズは、政治的なメッセージを全面に出し、サウンドも力強く、こちらも熱い。

このカヴァーを聴いていると、どちらかといえばフェイス・トゥ・フェイスにあたえた影響のほうが、大きいと感じる。初期パンクやアイリッシュトラッドなど、新しい要素を学べたし、その精神性の根底にある熱さも確実に学び取っている。

いずれにしても両者ともにパンク精神を貫いている。お互い熱く男臭いスプリットだ。



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face to face 『REACTIONARY』

リアクショナリィリアクショナリィ
フェイス・トゥ・フェイス

ビクターエンタテインメント 2000-06-14
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 スピーディーで荒々しいメロコアに原点回帰した00年発表の5作目。前作からわずか1年あまりの間で、この作品は作られた。その理由は不発に終わった前作の挽回をするため、これだけ早いスパンで制作されたのだろう。レコーディングで録音された16曲を、ホームページ上で公開し、ファン投票によって選ばれた12曲を(日本盤は14曲)アルバムに収録したそうだ。

 おそらく全作品のなかでこの作品が、いちばん激しくエナジフルなアルバムではないか。基本的には、荒々しいギターコードが中心のメロコア。1stや2ndのようなコーラスやコード進行に、カヴァーアルバムで学んだメロディーを加えた。ベースのリズムは独特で躍動しているし、メロディーのヴァラエティーも豊富。確実に進歩している。

 だがそこには楽しさや切なさといった感情はない。どこか自暴自棄になっている印象を受ける。スピーディーで激しく、衝動にあふれたアルバムだが、ボーカル、トレーヴァーの叫び声からは、ヤケになっているような衝動を感じる。その理由はおそらく、前作の自分たちがやりたかったサウンドを、ファンに理解されないことへの苛立ちが、このアルバムを作るモチベーションになっているからだろう。アルバムのタイトルである『リアクショナリ』とは、保守反動という意味。このアルバムが、不本意ながらも、原点に立ち返らざる得なかった理由を示し、ヤケな気持ちがアルバムの衝動を担っていることを示唆している。

 個人的には、もっと肩の力を抜いてリラックスして作ってほしかった。そうしたら、もっと好きになっていたはずのアルバムだ。


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face to face 『ignorance is bliss』

イグノランス・イズ・ブリスイグノランス・イズ・ブリス
フェイス・トゥ・フェイス

ビクターエンタテインメント 1999-07-07
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 99年に発表された4作目。あきらかに失敗作。彼らの特徴であるスピーディーで切ないメロディーのメロコアはなくなり、内省的でゆっくりとしたリズムでカントリーの要素を含んだエモーショナルハードコアに変貌を遂げた。切なさは哀愁に変わり、より悲しみが深まった。もはや彼らの長所である、切なくも乾いたメロディーと疾走感は、失われてしまったのだ。

 もともと似たようなサウンドの作品は作らないという信念のもと活動をしていたバンドだが、この作品の評価はアメリカと同様、日本でも不評だった。当時彼らは2作目『ビッグ・チョイス』ツアーでで初来日をはたした。その勢いのもと、3作目(フェイス・トゥ・フェイス)でON AIR WESTをソールドアウトにした。人気はのぼり調子で、4作目のツアーが3作目の規模をはるかに超えると予想され、当時新宿にあったリキッドルームで行われた。ON AIR WESTという小さなライヴハウスから中規模のライヴハウスに鞍替えをし、プロモーターの評価が、彼らの人気が日本で高まっていると判断されていた。ところが前回以下の集客で、会場が閑散としていたのを覚えている。その光景を見れば、ファンの期待は、スピーディーで激しいサウンドと切ないメロディーが持ち味の彼らを求めていたことが、理解できる。

 作品を重ねるごとに成長し、心にしみる作品を作ってきた彼らにとって、この4作目は売れるか低迷するか真の評価が問われるアルバムだった。それが皮肉にも下降線をたどるきっかけになってしまったのだ。進化することを否定し、同じサウンドを頑なにやり続けたペニーワイズは、このあとも一定の人気を保つことができた。しかし彼らは、路線変更をしたため、メロコアブームというごく短期間のなかで、線香花火ように、激しく火花を散らし、消えてしまったのだ。

 たしかに彼らの長所をなくしてまで変化したという意味では失敗作だ。だが、なかにはいい曲もある。とくに2、3、4曲目。とくに4曲目の“エヴリワン・ヘイツ・ア・ノウ・イット・オール”では、カントリー調の渋味の効いたエモーショナル・ハードコアで、<少なくとも俺の知っている世界は変えられる~行動しない連中を見ているのは、うんざりだ>と歌う。そこには、否定されても自分のやりたいサウンドをやろうとする意志の強さが伺える。彼らは初期衝動を捨て、大人の円熟味に向かっていたのだ。もしこの曲が、ファンやぼくの求める速い曲と組み合わせた、メリハリのつけたアルバムを作っていたなら、この曲たちはもっと評価をされていたのかもしれない。そう思うと、じつに惜しい作品だ。

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face to face 『standards&practices』

スタンダード・アンド・プラクティシズ (カヴァー集)スタンダード・アンド・プラクティシズ (カヴァー集)
フェイス・トゥ・フェイス

ビクターエンタテインメント 1999-06-23
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 99年に発表されたカヴァーアルバム。おそらくこの作品を発表した意味は、変貌を遂げた次作とのクッションにするためではないだろうか。じっさいこのアルバムも、実験的な要素が多い。

 取り上げたアーティストは、スミスやポーグスなどのイギリスのニューウェヴバンド。アメリカでは、ジョーブレイカー、フガジ、ピクシーズなどのオルタナティブ/エモーショナル・ハードコアバンドをカヴァーしている。比較的最近のバンドたちをカヴァーしているが、その理由は自分たちの好きなアーティストを選んだからだろう。どの曲もコード進行やアレンジを忠実に再建した、フェイス・トゥ・フェイスらしいアレンジは一切加えていない。

 基本的にはギターコードを中心としたバンドが多く、自分たちのルーツを見つめなおしたカヴァーといえる。だがそれ以外にも彼らに新たな発見をもたらした。とくにそれを感じるのはピクシーズのいびつでぐにゃぐにゃしたアレンジと、フガジの一定のリズムで攻撃性をあおっていくカヴァー。切なく疾走していくスタイルが特徴だったフェイス・トゥ・フェイスのサウンドスタイルとは、真逆の攻撃性で、あきらかに異なっている。いままで向かっていた感情のベクトルも違うし、アレンジも違う。このあと発表されたアルバムを聴くと、カヴァー集が彼らにあたえた影響が大きかったと理解できる。

 カヴァーアルバムということもあるが、この作品から、初期衝動というかある種の緊張感がなくなったように思える。アルバム全体に牧歌的でほのぼのした雰囲気が漂っていて、肩の力を抜いて、リラックスして作った作品のように思える。それが次の作品の変化へと繋がっていくわけだが...

 個人的に好きな曲はラモーンズのKKK。この曲はジョーイがジョニーに恋人を奪われ、失恋したことを、KKKという隠喩を使い歌っている切ない曲だ。明るいイメージの強いラモーンズのなかで、あえて失恋ソングを選んだところに、彼らのルーツとアイデンティティを感じる。本人たちは嫌だと思うが、個人的にはそんな曲を増やしてほしかった。決して悪い作品ではないが、個人的には前作のほうが好きだ。


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