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TAKING BACK SUNDAY 『Where You Want To Be』

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テイキング・バック・サンデイ

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 04年に発表された2作目。この作品を発表する前に、ギター兼ボーカルのジョンとベースのショーンが脱退。代わりにセカンドボーカル兼ギターのブレッドと、ベースのマットが加入した。

 普通セカンドボーカルが代わってしまうと、バンド全体の印象がガラリと変わってしまうが、彼らの場合、さほど影響がなかった。むしろよくなったとも言える。新しく加入したブレッドのアドバイスにより、モータウンなどの歌い回しなど取り入れた。前作よりも熱い叫び声も増え、しかも声の掛け合いなどの新しいスタイルを取り入れ、ヴァラエティーが格段に増えた。このボーカルスタイルは、後世のメロディックバンドたちに多大な影響をあたえる結果となった。

 基本的には前作の延長上にあるサウンド。相変わらずの基盤になっているのはエモで、そこに叙情的なメロディーやカッティングギターなどのアレンジを加え、より多彩な作品に仕上がった。アルバム自体は2部構成で、昔のレコードのような作り。6曲目の内省的なアコースティックの“ニュー・アメリカン・クラシック”でひとつ流れが終わり、7曲目“アイ・アム・フレッド・アステア”から始まる。そして日本盤のみのボーナストラックだが、ピアノのバラードの“ユア・オウン・ディザスターで終わる展開。まるで2部構成の映画のような展開だ。

 確実に成長を遂げているが、前作よりも衝動が薄れた。しかも若干サウンド面でリズムとメロディーのバランスが悪く粗削りなところがある。そのあたりがこの作品の欠点だが、それが解消されるのは次の作品から。やはり成功するためには苦労というプロセスが大切なのだ。そのプロセスの大切さを垣間見れる作品だ。

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