« MY CHEMICAL ROMANCE 『DANGER DAYS』 | トップページ | マリタイム 『グラス・フロアー』 »

マリタイム 『アディオス』

Adiosmaritime_

 03年に発表されたデビューEP。エモの代表格だったバンド、プロミス・リングのフロントマンであるボーカル&ギターのデイヴィーとドラムのダン、ディスバメント・プランのベース、エリックによって、結成されたバンドがマリタイムだ。

 プロミス・リングを解散させ、マリ・タイムを結成した理由は、単純に異なるサウンドのバンドをやりたかったからだろう。インタビューでデイヴィーは、「バッド・レリジョンのように同じサウンドで何十年もバンドを続けたいと思わなかった」と、発言していた。いうならプロミス・リングをみずからの青春の一ページとして捉え、終わったこととして完結し、また新たな一歩を踏み出したということだろう。

 そのサウンドはオレンジ・ジュースやスミスに影響を受けたネオ・アコースティック。エモーショナルでローファイギターサウンドが魅力だったプロミスリングと比べると、エモーショナルは稀薄で、ギターは軽く透明でなよなよしている印象さえある。

 だけどアメリカのバンドであるせいなのか、そこにはイギリスのバンドのような洒落た洗練さはない。どこか土臭さを感じる。アメリカ人特有のストレートな表現が目立ち、スミスのような屈折もない。でもそこがいいし、このバンドの魅力だろう。現在、このEPは廃盤となっているが、次に発表される日本盤のデビューアルバムに全5曲が収録されている。

|

« MY CHEMICAL ROMANCE 『DANGER DAYS』 | トップページ | マリタイム 『グラス・フロアー』 »

M」カテゴリの記事

エモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58179/54776045

この記事へのトラックバック一覧です: マリタイム 『アディオス』:

« MY CHEMICAL ROMANCE 『DANGER DAYS』 | トップページ | マリタイム 『グラス・フロアー』 »