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QUIETDRIVE 『アップ・オア・ダウン』

Up or DownUp or Down
クワイエットドライブ

TWILIGHT RECORDS 2012-03-07
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 11年発表の4作目。今作ではマット(ギター)とドール(ベース)が脱退し、代わりにウィル(ギター)とブライス(ベース)が加入。それが功を奏したのか、前作よりもいい作品に仕上がっている。相変わらず、夏を感じさせるメロディーは健在だが、ポップロックだった前作よりも、面白いサウンドに仕上がっている。その理由は変則的なリズムのギターロックが戻ってきたから。今作ではレゲェーやAORやダンス、アコースティックなどの要素を取り入れ、さらに奥深い夏を表現しているような印象を受ける。彼らは初期のころから一貫して、夏の海をイメージさせるメロディーを表現しているが、今作ではノー天気な真夏の太陽のような明るさというよりも、沈む夕日の美しさ。そこには寂寥感や黄昏がある。歌詞はほとんどが恋愛について。彼女への一途な想いが綴られている。彼女のことを想い続けているのに、報われない恋や、この場から去っていった彼女への寂しさ。それを沈む夕日の黄昏と重ね合わせている。その世界観がすばらしい。前作よりもろロックっぽい曲が増え、親しみの持てる作品だ。なお初期の名曲“ライズ・フロム・ザ・アッシュズ”と“テイク・ア・ドリンク”のニューヴァージョンを再録。それほど現メンバーでの手ごたえがあるのだ。

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