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ホット・ウォーター・ミュージック  『ネヴァー・エンダー』

Never EnderNever Ender
Hot Water Music

No Idea Records 2007-09-25
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 01年に発表されたコンピレーションアルバム。いままで彼らがオムニバスに提供してきた曲や、シングルなどが、このアルバムに収録されている。なおメールオーダー限定の2枚組みも発売している。 ここに収録されている曲は、95年発表のデビューEP『プッシュ・フォー・コイン』から4曲。96年発表の『You Can Take the Boy Out of Brandenton 7"』から2曲。97年の発表の『Alachua 7』EPから2曲。98年発表のClairmelとのスプリット『Split with Clairmel 8.5』から2曲。98年発表のシックス・ゴーイング・オン・セブンとのスプリットから1曲。98年発表のスプリット『F State Revisited 7』から1曲。計12曲(2枚目は13曲)が収録されている。

  コンピレーション・アルバムは曲の寄せ集めだが、ここでは、取り直しなのではないかと思えるくらい、うまくまとまっている。新しい曲から古い曲へ進んでいく曲構成で、そこには古さは感じさせない。

 気持ち高ぶらせる扇動的なギター、激流をかきわけるようにグイグイと進んでいく曲展開。勢いと熱さが全体を貫いている。しかもコンピに提供した曲のほうに力を入れていたのかと訝ってしまうほど、音に迫力がある。

 前半は近年の複雑なアレンジを展開しているパンク・ロックの曲で占められているが、メタルっぽいメロディーやリフを取り入れ、新たな試みをしている。そして古いエモーショナルハードコアな曲では、分厚いギターと軽快なアコースティックのコントラストで、牧歌的で広大な世界観を演出している。実験的要素が強く、自分たちをアピールするため、気合い入った曲をコンピに提供しているのが理解できる。

 全体的に録音状態が悪く、音に深みがない印象を受けるが、武骨な男臭さが全面に出たいい作品だ。

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