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TRANSPLANTS 『IN A WARZONE』

イン・ア・ウォーゾーンイン・ア・ウォーゾーン
トランスプランツ

SMJ 2013-06-25
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 13年に発表された3作目。今作も過去2作と同じ、ハードコアにヒップホップなどを加えたサウンド。ヒップホップを
全面に出した前作と比べると、今作ではノイズギターが全面に出たパンク・サウンドを展開している。個人的には1stの次に好きな作品。理由はヒップホップの要素が薄れたからだ。ロックサウンドから離れてしまった感のあった前作よりも、今作ではパンクしている。 たとえば“イン・ア・ウォーゾーン”は、ノイズコアのようなサウンドを展開し、“シー・イット・トゥ・ビリーヴ・イット”はラモーンズの1stのような古典的なロックロールをベースにしたノイズギターなサウンド。“カム・アラウンド”はアコースティックギターを中心としたレゲェーの曲。“サムシングス・ディファレント”はヒップホップなサウンドだが、ヒップホップの歌い方を取り入れた曲もあるが、総じてギターを中心としたロック・サウンドを展開している。

 このサウンドはランシドでも作れるのではないかという意見も少なからず目にした。だが、けっしてランシドでは作れないサウンドを展開している。その理由は、サウンドの中心が、あくまでもトラヴィスにあるからだ。ブラストビートの連射されるトラヴィスのテクニックは相変わらず凄いが、ヒップホップは彼の趣味が反映されている 。ギターは、クラッシュの影響が強いランシドと比べると、ノイズギターやヒップホップはトランスプランツ独特のもの。ランシドとは異なるアプローチのパンク・サウンドを展開しているのだ。

 今作では、新しいサウンドを追求しているという意味では、実験性が薄れている。新鮮味も欠けているかもしれない。だがサウンドにはカタルシスがあり、熱くもありながらも明るく爽やか。彼らの魅力が存分に発揮されている作品なのだ。

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