« We Came as Romans 『To Plant a Seed』 | トップページ | ウィー・ケイム・アズ・ロマンス  『トレーシング・バック・ルーツ』 »

ウィー・ケイム・アズ・ロマンス  『アンダースタンディング・ワット・ウィーヴ・グロウン・トゥ・ビー』

Understanding What We've Grown to BeUnderstanding What We've Grown to Be
We Came As Romans

Equal Vision Records 2013-04-08
売り上げランキング : 274025

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 11年に発表された2作目。サウンドフォーマット自体前作と変わらないが、前作より、よりメロディーに重点を置いている。今作では前作で確立したサウンドフォーマットを、より極める方向に向かっている。新しい試みはなく、いうなら深化だ。とくにメロディーに力を入れており、前作のディスコ・エモのピコピコなるデジタル音やクラッシク音楽をさらに突き詰め取り入れている。そのメロディーには、赤ん坊を癒すような浮遊感があり、呪詛を急速に洗い流すような癒しと安らぎがある。ときには切なく寂寥感に満ちており、メランコリックで幻想的な色彩を帯びている。そしてなにより今作のよさは、メロディーに、デスヴォイスと金属質で重いリフとが溶け合っているところだ。もはや繊細さと野太さの二律背反や2面性といった感情はここにはない。怒りに満ちたデス声の根本には、悲しみや弱さが漂っており、憤りや、やるせなさに近い感情がある。うるさく重厚でラウドで重いサウンドでありながら、ポップで聴きやすい。怒りと悲しみ、ポップとデスとの親和性に、このバンドの成長を感じる。

|

« We Came as Romans 『To Plant a Seed』 | トップページ | ウィー・ケイム・アズ・ロマンス  『トレーシング・バック・ルーツ』 »

W」カテゴリの記事

スクリーモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58179/58744315

この記事へのトラックバック一覧です: ウィー・ケイム・アズ・ロマンス  『アンダースタンディング・ワット・ウィーヴ・グロウン・トゥ・ビー』:

« We Came as Romans 『To Plant a Seed』 | トップページ | ウィー・ケイム・アズ・ロマンス  『トレーシング・バック・ルーツ』 »