プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2014/03/01

Letlive (レットライヴ) 『Exhaustion, Salt Water, and Everything in Between (エクハーション・ソルト・ウォーター&エヴリシング・イン・ビトイーン)』

Exhaustion Salt Water & Everything in BetweenExhaustion Salt Water & Everything in Between
Letlive

2007-12-25
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 ロサンゼルス出身のポスト・ハードコア・バンドの、03年に発表された8曲入りのデビューEP。00年から03年といえば前年にユーズドやテイキング・バック・サンディー、グラスジョーなどのスクリーモ・バンドが出世作を発表し、かたやキルスイッチ・エンゲージなどのメタルコア・バンドも出世作を発表した。スクリーモとメタルコアがハードコアの最先端のシーンとして盛り上がっていたのだ。エモから進化したスクリーモ、メタルとハードコアの折衷スタイルであるメタルコアと、大雑把に分けるとシーンはこの2つが主流になっていたのだ。

 そんなスクリーモとメタルコアがシーンを席巻している03年にデビューしたレットライヴ。彼らのサウンドとは、ヘルメットから発展を遂げたポスト・ハードコア。ヘルメットの変則的リズムの金属質なリフに、ハードロックのようなギターフレーズを加えたサウンドだ。この時点ではまだ、あどけなさが残る子供の声のようなボーカルと悲痛な叫び声には、ザ・ユースドあたりのスクリーモからの影響が強く、ボーカルとサウンドともにオリジナルティーはあまり感じられない。音の厚みがなく、まとまりが悪い印象も受ける。スクリーモという流行を意識したサウンドだった。だが屈強なハードコアに、まにも泣き出しそうな弱々しいボーカルが乗る不協和音には、暴力に裏打ちされた恐怖やおびえを感じることができる。加害者意識の強いハードコア、華奢で被害者意識の強いスクリーモとは一線を画す世界観を持っていたのだ。オリジナルティーを発揮していくのはこれから先になるが、彼らのルーツを知る上では貴重な作品といえるだろう。

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