プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2014/09/09

C.O.C(Corrosion of Conformity コローション・オブ・コンフォミティー)  『Ⅸ』

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Corrosion of Conformity

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 14年に発表された9作目。日本語で『9』と付けられたタイトルだが、どうやら3作目と思われていた『テクノクラシー』は、EP扱いで、それを抜いた作品の合計が9作目にあたるようだ。10年の再結成以来、2年ぶりとなる作品だが、ベテランのバンドがこれだけ短いスパンでアルバムを発表するということは、それだけ彼らの制作意欲が高まっているからなのだろう。実際テンションの高い作品に仕上がっている。

 オリジナル・メンバーであるギターのウッディ・ウェザーマン、ベースのマイク・ディーン、ドラムのリード・ムリンの3人の不動のメンバーは、今作でも変わらない。サウンドはもはや80年代のときのような伝統的なハードコアに、メタルを取り入れた最先端のハードコアではない。しかも最先端のバンドやサウンドは、恐らく聴いていないし興味がないようだ。ここにあるのはモーターヘッドの影響が強い土臭いバーボンロックをベースにしたサウンド。そこに80年代のときのようなメタルのギターソロなどを加え、ハードコアの残滓を感じるギターフレーズも取り入れている。

 ここではファンの期待に応えようとする意識や、ハードコアのアティテュードやブレない信念を貫くという意識よりも、やりたいサウンドをただ純粋に楽しんでいる姿勢が窺える。彼らの趣味が大爆発した作品といえるだろう。純粋に音楽を楽しんでいる姿勢が、この作品にある種の魂を吹き込んでいる。ここにはハードコアの怒りこそないが、酒好きな荒々しい匂いのする猥雑なロックな彼らも、また違った魅力がある。

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