プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2014/10/25

ISSUES 『ISSUES』

イシューズ
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 14年に発表されたデビューアルバム。デビューEP発表から2年もの歳月がかかった理由は、メンバーが大幅に入れ替わったからだ。そもそもイシューズは、ウォウ、イズ・ミーというスクリーモ・バンドから脱退したタイラー・カーター、マイケル・ボン、コリー・フェリス、ベン・フェリス を中心に結成された。そして13年には、ベースのコリーとキーボードのベン、ドラムのケースが脱退。メンバーがいままで安定しなかったのだ。

 今作では、前作で確立したリンプ・ビスキッドのようなスクラッチを取り入れたニューメタルやエンターシカリなどのユーロビート、ヒップホップなどの要素をブレンドした、メロディック・デスメタル、もしくはスクリーモの進化系のサウンドをさらに極めた作品に仕上がっている。その深化とは、前作よりもさらに美しさが増しながらも、エキゾチックでミステリアスさが強調されている部にある。野獣の咆哮のようなデス声、暴力的に荒々しいギターのリフ、ミステリアスななヒップホップとユーロビートに、カオティックなスクラッチに、地獄の底で桃源郷の幻覚を見ているような高く美しい女性の歌声のようなボーカル。それらの要素が違和感なく一曲にまとめられている。美しさと醜さや、弱さと強さ、軽やかさと重たさなどの二律背反する要素が、さらに際立つようになりながらも、幻想的な美しくミステリアスなサウンドに仕上がっている。ニューメタルだとリンプビズキットの流れを踏襲しているし、メロデスだとインフレイムの影響をうえのでの進化だ。そしてそこにア・スカイリッド・ドライブの美と醜のアンビバレンスなスクリーモを加え、スペイシーで近未来的なミステリアスで幻想的な世界観に統一している。前世代的な要素をひとまとめにしたサウンドは、まさに10年代を代表するスクリーモ、メロディック・デスメタルの最新進化型といえるだろう。

 

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