プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2014/12/10

Against Me ! (アゲインスト・ミー!)  『Original Cowboy (オリジナル・カーボーイ)』


Original CowboyOriginal Cowboy
Against Me

Fat Wreck Chords 2009-07-06
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 09年にファットレック・コーズから発表された『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』のデモ音源。この作品が発売された経緯はよく分からないが、完成系である『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』と、デモ段階である『オリジナル・カーボーイ』では、異なる部分が多々あった。その理由は、アルバムを発表する際に、ファット・マイクの意向で、かなりの部分でサウンドに修正が加えられているからだ。確かにその修正のお陰で、『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』がすばらしい作品に仕上がったことに間違いはない。だが感情がダイレクトに伝わるシンプルな作りで、ネイキッドでむき出しの生々しさがあるこのデモを、異なる魅力のある作品として発表したかった気持ちもどこかにあったのだろう。だから今作の発表にいたったのではないか。

 たとえば“アンサッブスタンチニーデッド・ルモアーズ”の『オリジナル・カーボーイ』版では、コードギターの厚みのある音が中心だが、『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』版では逆にシンプルなアコースティックギターに変更がされている。また“ターン・ゾウズ・クラッピング・ハンズ・イントロ・アングリー・バレッド”の『オリジナル・カーボーイ』版は、いろいろと詰め込みカオスと化した音が、『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』版では整理されしっかりとまとめらている。『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』のほうが全体的に音が軽く、ブラッシュアップを重ねた『アズ・ザ・エターナル・カーボーイ』のほうが完成度はやはり圧倒的に高い。だが『オリジナル・カーボーイ』には、未熟さゆえの熱意や衝動といった魅力がある作品であることに間違いはない。

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