プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2015/04/22

Refused (リフューズド)  『This Just Might Be the Truth (ディス・ジャスト・マイト・ビー・ザ・トゥルース)』


This Just Might Be the TruthThis Just Might Be the Truth
Refused

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 スウェーデン出身のハードコア・バンドの94年に発表されたデビュー作。現在ではノー・ファン・アット・オールやミレンコリン、ラスト・ディズ・オブ・エイプリールなどの活躍によって、スウェーデンのハードコア・シーンが知られているが、そのなかで彼らの存在は、伝説のバンドとして扱われている。その理由は、最高傑作と呼ばれる『ザ・シェイプ・オブ・パンク・トゥ・カム』を発表して、瞬く間に解散したからだ。まるで線香花火のように一瞬のきらめきを放って散った、伝説のバンドなのだ。

 そんな彼らの結成は91年。スウェーデンのウメオで結成された。リードシンガー、デニス・リクセゼンの「資本主義は組織的犯罪であり、我々はすべての被害者だ」という発言にあるとおり、彼らは、初期のころから一貫して、マルクス主義に影響を受けた左翼的な政治スタンスを掲げている。富を搾取する資本主義に対して、怒りのメッセージを発信してきたバンドなのだ。

 デビュー作は、変則的なリズムのギターのリフやOiコーラスが特徴的なハードコアで、そこにはユーズ・オブ・トゥデイの影響を色濃く感じる。録音状態も悪く、荒々しいノイズギターが、迫力なく小さい音で収録されている。音がこもっているせいで、熱量をあまり感じることができない。この時点ではまだ、リフューズドならではのオリジナルなスタイルはなく、まだ先駆者たちの影響から抜けきれていない。

 だが彼らがハードコアを演らなければいけない理由が伝わってくるし、ハードコアそのものを好きだという姿勢も伝わってくる。なりより彼らが何のためにバンドを始めたのか、その理由が明確に伝わってくるのだ。彼らのルーツがよくわかる作品だ。

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