プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

スポンサードリンク


« City Of Caterpillar (シティー・オブ・キャタピラー) | トップページ | Shai Hulud(シャイハルード) 『Just Can’t Hate Enough X 2 – Plus Other Hate Songs』(ジャスト・キャント・イナフ×2-プラス・アザー・ヘイト・ソングス) »

2016/05/13

Gospel (ゴズペル) 『 The Moon Is A Dead World (ザ・ムーン・イズ・ア・デッド・ワールド)』

Moon Is a Dead WorldMoon Is a Dead World
Gospel

Level Plane 2005-05-24
売り上げランキング : 1250895

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

05年に発表されたデビュー作にして最後の作品。コンヴァージのギタリスト、クルト・バルーによってプロデュースされた作品で、世間ではスクリーモとして認知されている。

05年といえばユーズドやサーズディ、アトレイユなど、メタルから進化したスクリーモが席巻していた時代だ。そんなサウンドスタイルが流行していたときに、彼らはハードコアから進化したスクリーモで、周りとは違ったサウンドを展開していた。

その彼らのサウンドスタイルとは、スクリーモの絶叫に、エモーショナル・ハードコアのナイーブなメロディーやプログレの壮大な世界観を取り入れた。スクリーモとプログレの折衷スタイルのサウンドなのだ。

12弦ギターが作り出す音が反響するメロディーに、変則的でトライバルな独特のリズムをたたくドラム、9分からなるプログレの壮大な曲に、ジミヘン的なくるくると性格が変わるギターの要素を加えた楽曲には、エクスペリメンタルで独特な世界観を追求している。そこには勢いと衝動に満ちあふれながらも、怒りと悲しみと寂しさが入り混じった感情が支配している。神経質で孤独に満ちあふれたメロディーと、限界を突き抜けるような衝動と憤りに満ちあふれたスクリームの調和には、
ダンテの神曲のような特異で孤高の芸術性すら感じる。

9分を超える遠大な曲もありながらも、衰えることのない勢い。スクリーモのなかでも独特な作品なのだ。

« City Of Caterpillar (シティー・オブ・キャタピラー) | トップページ | Shai Hulud(シャイハルード) 『Just Can’t Hate Enough X 2 – Plus Other Hate Songs』(ジャスト・キャント・イナフ×2-プラス・アザー・ヘイト・ソングス) »

G」カテゴリの記事

エモ」カテゴリの記事

スクリーモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58179/63620188

この記事へのトラックバック一覧です: Gospel (ゴズペル) 『 The Moon Is A Dead World (ザ・ムーン・イズ・ア・デッド・ワールド)』:

« City Of Caterpillar (シティー・オブ・キャタピラー) | トップページ | Shai Hulud(シャイハルード) 『Just Can’t Hate Enough X 2 – Plus Other Hate Songs』(ジャスト・キャント・イナフ×2-プラス・アザー・ヘイト・ソングス) »

スポンサードリンク


最近のトラックバック

無料ブログはココログ

スポンサードリンク