プロフィール

  •    宮本 一高         (みやもと かずたか)
                                        音楽ライターを目指しているものです。EAT MAGAZINEやDOLLなどで執筆をしておりました。おもにエモ、ハードコア、スクリーモ、メロディックパンクを中心に取り上げております。自分が感動した音楽を、積極的に紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 

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2017/10/11

Free (フリー) 『Ex Tenebris (EX・テネバリス)』

Ex Tenebris [7 inch Analog]Ex Tenebris [7 inch Analog]
Free

Warner Proper 2017-06-15
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マサチューセッツ州はボストン出身のハードコアバンドのデビューEP。まさにハードコアのなかのハードコアといえるサウンドで、ハードコア・パンクよりのアグレッシヴで攻撃的なサウンドが魅力のバンドだ。

ほとんどが解散したHave Heart(ハヴ・ハート)からの移行組で、在籍メンバーの経歴はGive(ギヴ), Mindset(マインドセット), NYC Headhunters(NYCヘッドハンターズ), Sweet Jesus(スウィート・ジーザス)など、東海岸を代表するハードコア・シーンの第一線で活躍。とくにHave Heartは、ストレートエッヂで、自分が正しいと思ったことを行動しろと、自らのパンク思想をライブに来る観客に向かって訴え続けている熱いバンドだった。FreeもHave Heartのアティテュードを踏襲し、自分たちができる正しい行動とは?とか、無駄と分かっていてもそれでも立ち向かっていく姿勢など、意識改革や問題提起を投げかけている。

パーカー姿に怒声のボーカル、シンガロング・スタイルからは、同郷のBANE(ベイン)からの影響を多大に感じる。サウンドは前身のバンドHave Heartのテクニカルな部分やクリーンな録音を徹底的に排除し、勢いと怒りという衝動で、体力と精神力のすべてを振り絞り突き抜けていく。Have Heartをより破壊的によりノイジーにパワーアップしたサウンドなのだ。

破壊音のようにブンブンうねるベース。土石流のような勢いで迫ってくるギター。天を衝く怒りのようなボーカル。体中の気合を集め全身全霊を注ぐ攻撃的なサウンドからは、立ち向かっていく気迫と勇気に満ちている。弱さは微塵も感じない熱いサウンド。ゆるぎない信念と熱い魂を持ったハードコアバンドなのだ。

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